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あまりに草臥れたためリアルタイムでブログに書くことが出来なかったのだが、実は1ヶ月位前に実家に行った。

帰省が目的ではなく、葬儀のためだ。
身内ではないけれど、「これは参列しないわけにいかないなぁ。」という関係性の所。
追加で実家に1時間ほど立ち寄って、それをもって年末年始の帰省のかわりということにしてしまった。


葬儀では感染症予防のため会食等はなかったものの、あちこちから「あらあら、全然帰ってこないから、久しぶりね。」と声が掛かる。
いつもの面々が、あいも変わらず集まる風景。
懐かしさよりも、落ち着かない気持ちの方が勝る。

結婚して随分立つのにまだ子供がいないという事だけは、周りの人にバッチリと認識されている私。
みんなの前で「ま~だ子供いないのか、ガハハ。」と来るのは、父と同世代以上の男性陣。

対して女性はと言うと…
こっそりと一対一で、又は人が居ない場所に連れて行かれて、こんな事を言われる。
「大丈夫、私も一緒だったの。だから文乃ちゃんも大丈夫。」

そこから先は私の返事を待つことなく、何故か自身の秘密を打ち明けてくれるのだ。
「不妊治療に3年通っていた」とか「切迫早産だった」とか。
そして、会話の締めは「私も一緒よ。だから頑張ってね。」

この人から見た私は不妊治療中、あの人から見た私は妊娠中トラブルを抱えている状態、ということか。
そんな馬鹿な。
何だかパラレルワールドに迷い込んだかのよう。

私が不妊治療中か妊娠中かなんてことは本当にどうでも良くて、自分の苦労した話をしたいということだったよう。
それならそうと言ってくれればいいのになぁ…
一緒って何なんだ、一体何がどう一緒なんだろう。

若い頃からこんな話し方の人もいるけれど(私の両親とかw)、年を重ねるごとに増えてくような気がする。
会話の横取りならぬ、そもそも会話する気が全く無いって感じ。
まー、私がこの人からもあの人からも見下される対象である、というだけかもしれない。


「私も他人と話をする時には気をつけよう。」などと決意してみたけれど、振り返ってみればマトモな会話する相手は夫だけなのだった。
私も夫と話をする時には気をつけなくては。

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