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今月は在宅の仕事の締切日が早まるということをすっかり忘れていて、今週から慌てて作業を進めている。
寒い時期は午後になると頭痛が出たり体がフワフワしたりするので、早朝から正午までの間に集中したい。

午前9時半頃、固定電話が鳴った。

我が家の固定電話に掛けてくるのは、同じ市内に住む夫のおじかおばの誰か。
あとは、私が携帯電話に応答しない時に実家の父か母が怒りながら掛けてくるくらい。即座に携帯電話を確認したものの、着信はナシ。

たぶんおじさんだな、昨日印刷を頼まれた年賀状の枚数のことだろうな…
そんなあたりをつけて気の抜けた声で「は~い、文乃です。おはようございま~す。」と電話に出たら―
「〇〇市役所の△△課です。」若い女性の声。
びっくりして、頭がすぐには切り替わらなかった。

「△△課の健康◎◎係の者で~」という言葉を聞いているうちに、今度は「本当に市役所からの電話なんだろうか?」と疑念が生じた。
先月、「国税庁からのお知らせ」というタイトルのメールが届いて震え上がり、それが不審メールだということが分かって一安心したばかり。
この電話も詐欺じゃないのかなぁ…と考えながら話を聞いた。

還付金とかお金に関わる話は全くなく(笑)、日程変更の連絡だった。
月曜日に市の乳がん検診の問診票が郵送されてきたのだけれど、そこに記載されていた”月”が間違っていたのだそうだ。
3月と書いてあるけれど1月が正しい検診日らしい。

問診票を見てカレンダーに予定を記入する時に「随分年度末ギリギリになるんだね。」と夫と話していた。
まぁ、3月だとしたら問診票が送られてくるのがちょっと早すぎるしね…(いつもは検診日の1ヶ月半前に届く。)

市役所の女性は、謝罪の言葉を繰り返していた。
「文句を言う人もいるだろうから、大変だなぁ。」と思って聞いていた、最初のうちは。
しかし、何度も「申し訳ございません。」と言われているうちに、少々イライラ。
仕事を中断していることもあって短い時間で切り上げたいのにな。

「分かりました。3月ではなく1月ですね。その他の受付時間等は記載されている通りで良いのですか?」と尋ねても、「申し訳ありません。今後このようなことがないよう徹底いたします。」
いや、もう謝罪はいいですよ、変更になる箇所だけはっきりと教えてくれぃ。

もらった電話をどう切り上げていいのか分からず、「要件は以上ですか?」なんて言ったら感じ悪いよねと考えながら、早く電話を切りたくて奥歯を噛み締め続けてしまった。

『短気は損気』とはよく言ったもの、夕方から耳の下あたりが猛烈に痛い…

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本日の読書
北海道にある中高一貫女子校の一期生として入学した宮田と奥沢。
東京出身で寮生活を送る宮田は、母を亡くしていて、父との折り合いが悪い。
地元生で成績優秀の奥沢は、既婚の男性に頼って生活している母を恥じている。
成績を競い合う二人の学校生活を通して描かれる、葛藤と友情。

小説でも映画でもドラマでも、とにかく「女子校が舞台」のものに目がない私はかぶりつくように一気読み。
プライドの高い女子同士の競争って、もうそれだけでワクワクする。

宮田と奥沢の二人が、どちらも10代の子が背負うには重すぎる境遇で…
相手は自分にないものを持っているとお互いに思っていて、もやもやしている様子もすごくリアルで良かった。