結婚により実家から離れた場所に住むようになったので、子供の頃からかかりつけの歯科医院には通えなくなってしまった。
結婚後の数年間は、歯科ジプシー状態。
ようやく「合いそう」と思えるところを見つけて、通い始めて4年になる。

今日は、定期検診とクリーニングをしてもらってきた。

担当の先生は、(これまで通ったどの先生よりも)ものすごく手先が器用であることが素人目にも分かる。
「これとあれとの違いは何ですか?」等と質問すると、嬉々として素材について詳しく話をしてくれるので、私は結構好き。
口コミサイトを見ると「説明が長い」という酷評が多いので、
捉え方は人それぞれだなと思う。

歯科衛生士さんにクリーニングをしてもらう際、口だけ穴が空いているカバーを顔に付けてもらった。
感染症予防のため、タオルのかわりに使い捨てのカバーになったようだ。
「ガサガサしますね、ごめんなさいね。」「カバーが水を吸ってくれないので、洋服が少し濡れてしまうかも知れません」と申し訳なさそうに言われたけれど、私にとっては非常にありがたかった。

この歯科医院では、前回まで治療やクリーニング時に顔にタオルをかけてくれていた。
口元を照らすライトの光がまぶしくないのは良いのだけれど、
私はタオルのにおいが苦手だった。
正確に言うと、タオルを洗う時に使われている柔軟剤の香りが駄目だったのだ。
よりによって私が一番苦手なフローラル系の香りだったので、
顔にかけられている時間がやたら長く感じられて苦しかった。
においが顔に移ってしまった気がして、歯科医院からの帰宅後はいつも洗顔を繰り返していた。

今日は口を開けて鼻で呼吸している時間が全然辛くなくて、
とても快適だった。

感染症が落ち着いた後も、このカバーにして欲しい。
追加料金が発生しても、洋服と顔が水浸しになっても良いので・・・

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